5月3日にぽにきゃんBOOKS「宝石吐きのおんなのこ~ちいさな宝石店のすこし不思議な日常~」発売記念スペシャルインタビューとして、
著者のなみあとさんにお話を伺いました。


今回、宝石吐きのおんなのこが「第2回なろうコン大賞」より出版が決定しましたが、心境をお聞かせください。

はい、正直言ってまったく想像していなかったことでしたので、お話を聞いた時は本当にびっくりしました。
こうして発売日も決定してもうそろそろ皆さんのお手元に届くことが決まって、今はものすごくドキドキしています。

今回は、挿絵を担当されるイラストレーターさんの選定方法も第5回クラフェで決めていただきましたが、そのあたりもいかがですか?

最初にクラフェで作品のイラストレーターさんを決めてくださるという話を聞いて、すごく楽しみにしていました。
しかも、イラストを宝石吐きの女の子を題材にして送ってきてくださった方がすごくたくさんいらっしゃって、びっくりしました!
私は本当に文字しか書けないので、皆さんの頭の中で物語がどういう絵になっているのかは全然分からないんです。
ですので、こういうかたちでイラストとして表現していただいて、自分の作品がそういう風に皆さんの目に映っているんだな、というのを感じて、
すごく勉強になる、と思いました。皆さん、本当にありがとうございました!

確かに自分の作品がビジュアル化するって、あまりない経験ですよね。

そうなんです……
頭の中で映像化するというのがすごく苦手なので、
文字として表現するときに「ここは間違ってないかな?」とか「変なこと書いてないかな?」とか不安になったりすることも多いんですが、
それを皆さんが「こういう風に見えてるんだよ」というものをたくさんイラストとして見せてくださって、本当に嬉しかったです。

そういえば、クラフェの時も容姿が本文でもしっかり表現されているクリューに比べて、スプートニクのイメージが人それぞれでしたね。

本文にない部分については、実は特に何も考えてなかったりします。
今までライトノベルのように「作品にイラストが付く小説」を書いたことが無くて、文章にあることだけが全てだったんです。
文章に無い部分については、読者の方だったり作品を一緒に手掛けてくださる皆さんにお任せしたいなと考えていますので、
裏設定のようなものを作っていただけるとしたら、どんどんお願いしたいです!(笑)

第5回クラフェで「ぽにきゃんBOOKS賞」を受賞された景さんが今回挿絵を担当してくださることになりましたが、
イラストをご覧になって、なみあとさんは、どう思われましたか?

▲第5回クラフェ「ぽにきゃんBOOKS賞」受賞作品

私はまったく絵心が無いんですが、コンテストに投稿された景さんの作品を拝見したときは一枚の絵を奥深いところまで描かれる方だなと感じました。
女の子と宝石以外のモチーフにも場の空気みたいなものがあって、なんで本のこのページに栞を挟んだんだろうとか、
地図には何が描かれているんだろうとか、小物のひとつひとつにエピソードがある感じがして、この一枚のイラストだけで物語が書けるような作品だなと思いました。


宝石吐きのおんなのこにはたくさんのキャラクターが描かれていますが、どのキャラクターがお気に入りですか?

やはりみんな可愛いので一人に決めるのは難しいです。
どの子も愛してあげたいし、どの子にも誰かに好きになってもらえる場所やきっかけを与えてあげたいと思っています。
読者の方に私はこの子が好きと言っていただくと、「この子のこういうところを好きになってくれたのかな?」と思って嬉しくなっちゃいます。

確かに。なみあとさんはキャラクターのお母さんですものね、では書きやすい、書いていて筆が進みやすいキャラクターは誰ですか?

▲ヒロイン「クリュー」

そうですね、自分の中で比較的書きやすいキャラなのは、スプートニクとソアランです。彼らは性格的に信念があるタイプなので、お話の中で動いてくれやすいんです。
逆に書きにくいのはクリューですね……あの子はものすごく悩む子なので、自分も一緒になって悩みながら書いています。
そういうことを含めて、クリューは書いていて楽しいんですが!


「宝石吐きのおんなのこ」は、いま小説家になろう様で連載をされていますよね?
作品を制作される際に、気を付けていらっしゃるところはありますか?

まず何よりも大事なのは、「こまめな保存」です!(笑)
という冗談は置いておいて、マジメな話をすると……自分の話を自分自身が楽しんで書けているかを大事にしています。
やっぱり自分が楽しんで書けていないと誰かを楽しませることはできないと思うので。

いやいや、まめな保存は本当に大事です!(笑)
「小説家になろう」というサイトは非常に特殊な環境だと思いますが、こちらで物語を書き続ける時に注力していらっしゃることはありますか?

私は、お話がひと区切りつけられるところまでを考えてしまって、それを起承転結に後から分けて構成を全体で見れるようにしています。
推理小説が好きなので、例えばトリックを考えて、それを活かすための流れを考えるような感じで、ゴールに向かって組んでいって、
最後に伏線を全部回収できるとすごく気持ちいい! みたいな作品の作りかたをするように心がけています。

それでは、この作品に初めて触れる方へ、
そして5月3日発売予定の「宝石吐きのおんなのこ~ちいさな宝石店のすこし不思議な日常~」を手に取られる方へ一言お願いいたします!

宝石吐きの女の子の世界を、景さんという素敵なイラストレーターさんと一緒に本として世に出すことができるということ、とても幸せなことだと感じています。
私の好きな世界を一人でも多くの方に愛していただけたらとても嬉しいです。また、愛していただけるように作者としてせいいっぱい頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします!

お二人で作り上げる作品を実際に手に取るのが楽しみです!ありがとうございました。